保証協会付き融資と日本政策金融公庫の融資で混乱している方もいるようなので、簡単に説明します。

新創業融資

保証協会付き融資とは

そもそも保証協会とは、公的機関で47都道府県と4市(横浜市、川崎市、名古屋市、岐阜市(!))にあります。業務内容としては、民間金融機関の融資に対して保証を付ける事で融資を実行しやすくしてくれています。もし、保証協会付き融資を受けて返済ができなくなったら、保証協会が代わりに返済してくれます。勘違いされている方が多いのですが、保証協会に返済する義務が発生しますので、借金がなくなるわけではありません。

日本政策金融公庫の融資とは

日本政策金融公庫の融資とは財務省が98%以上(残りは、経済産業省など)が株式を持つ日本政策金融公庫株式会社が行う融資です。一般金融機関の補完として、起業したばかりで信用がない方を対象にした創業融資や他にも様々な政策的配慮からの融資を行っています。特に創業融資については、無担保無保証となるので、創業直後に利用したい制度となります。(創業前から税理士等に相談して下さい。)

新創業融資利用時の注意点

信用情報や自己資金が新創業融資での調達をする上で重要な要素となります。つまり、引落がきっちりされているかや自己資金がきちんとたまっている、創業する事業の経験年数が長い等々です。

創業時に保証協会付き融資と公庫融資のどちらを使うか

金額にもよりますが、スピードと融資のハードルから考えると日本政策金融公庫の融資をまずは検討して頂くと良いと思います。公庫融資の目安は必要資金にもよりますが800万円(多くて1000万円)なので、どうしても不足する場合には、民間も検討すると良いと思います。最近はスタートアップ促進保証など新しい保証制度もあるので、ステージに応じて組み合わせの検討が必要です。

まとめ

悩んだら日本政策金融公庫の融資を利用すれば良いと思います。どの融資を利用するにしても、説明力を上げるために事業計画の策定は必要です。なかなか会計の知識がないと難しい部分もあるので、お困りの場合には、ご連絡いただけますと幸いです。

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