ゼロゼロ融資の返済が本格化し資金繰りに悩む経営者の方は多くいらっしゃると思います。
そのような状況に役立つのが経営改善サポート保証(コロナ対応)となります。地域によって名前が異なります。例えば、東京都ではフェニックスとなり、東京都独自の手厚いサポートがあります。
経営改善サポート保証が使えた場合に、果たしてどうなるのかという簡単なイメージを記載させて頂きます。
まずはご覧頂いて「うちでは使えるの?」と言った疑問があれば、お問い合わせください。
資金繰りの改善が必要な田中製作所(架空の会社)
- 保証協会付融資(一般)
- 借入日:令和2年4月1日
- 当初借入金額:4200万円
- 月返済額:50万円
- 保証協会付融資(危機関連)
- 借入日:令和3年4月1日
- 当初借入金額:6000万円
- 据置期間:2年
- 返済開始日:令和5年4月30日
- 月返済額:100万円
月返済額は150万円
令和5年9月30日時点での借入残高の計算:
- 保証協会付融資(一般)の残高:
- 返済開始から42ヶ月(3年6ヶ月)が経過。
- 既に返済した金額:50万円 x 42ヶ月 = 2100万円
- 残高:4200万円 – 2100万円 = 2100万円
- 保証協会付融資(危機関連)の残高:
- 令和5年4月30日から返済が開始され、5ヶ月が経過。
- 既に返済した金額:100万円 x 5ヶ月 = 500万円
- 残高:6000万円 – 500万円 = 5500万円
令和5年9月30日時点での総残高:2100万円 + 5500万円 = 7600万円
15年の経営改善サポート保証での借り換えの計算:
7600万円を15年(180ヶ月)で均等返済する場合、月々の返済額は以下となります。 7600万円÷180ヶ月=42.22万円7600万円÷180ヶ月=42.22万円
結果として、経営改善サポート保証を使用して15年の期間で借り換えた場合、田中製作所の月々の返済額は約42.22万円になります。
つまり月返済額は107.78万円も減少しています。※あくまで例ですが。