社長!借入本数が多いですね。これが御社の資金繰りを苦しくしている原因です。短期の転がしができていないから苦しいのです。運転資金を短コロすると、運転資金の返済は不要になります!
短コロ?返済が不要?そんな訳ないでしょう?
それがあるんですよ。金融機関から聞いた事がない?
選ばれし財務マッチョ企業しか使えないのですよ。
社長は節税好きすぎて、貸借対照表が美しくありません。
悪いとは言いませんが、銀行からは評価し難い状況ですね。
そうなんだ。。。どうしたら良い?
まず運転資金と短コロについて説明し、対応策をお伝えしますね!
運転資金は常に不足する
商品を仕入れて販売したものの、売上の入金よりも先に仕入れ代金の支払が先に来ることがありますよね?
そのお金は何らかの形で手元に用意しなければなりません、それが正常運転資金です。
正常運転資金を借り入れた場合、販売代金から返済する事が可能になります。
その一方で、売上の入金よりも先に仕入れ代金の支払が先に来るのは変わらないので、
借りて返す 借りて返す 借りて返すと毎月毎月同じことが繰り返されるわけです。
返済無しの融資 短コロ
銀行に短コロという商品がある訳ではありません。
短コロには、手形貸付や当座貸越を利用します。
手形貸付では、手形でお金を借りて、返済期限に手形でお金を返した事にします。
これを繰り返して借りっぱなしの状態にします。
もう一つは、当座貸越の利用です。
これも極度額の範囲で借りたり、返したりを自由におこなう事が可能です。
お金がない時は、当座から借りる。売上代金の入金があると当座に返すを繰り返します。
借りっぱなしという事は、銀行としては、その会社の営業状況が悪ければ、
最終的に返済されない事が決定的となります。
だから金融機関は選ばれし会社のみ短コロを利用できるようにしています。
まずは手形貸付の転がしを1年間できるように頑張りましょう。
どれぐらい楽になるのか?
どれぐらい資金繰りが楽になるのかは、財務診断で分かります。
また、財務診断では御社の銀行格付けの目安を把握する事が可能です。
これを機会にぜひ、財務体質強化の第一歩としてご利用ください。